【産業報道出版】小水力発電の環境性、発電効率等で高評価 エコプロアワードで優秀賞を受賞

2021/09/22

自然エネルギー関連事業を多角的に手がけているつばめホールディングスのグループ会社、エリス(岡山市、桑原順社長)は、長崎大学と西日本流体技研(長崎県佐世保市)との共同開発を行ってきた「小水力発電システム」(マイクロ水力発電)が8日に発表された「第4回エコプロアワード」(サステナブル経営推進機構主催)で優秀賞を受賞した。エコプロアワードは、日本市場において事業者、消費者、投資家および市場関係者から高評価を受け、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品・サービス・技術・ソリューション・ビジネスモデルなどの案件を表彰するもので、これらのさらなる開発・普及の促進を図り、持続可能な社会づくりに寄与することを目的に表彰する。設立は2018年。エリスが共同開発した小水力発電は、既存の川や人工河川、水力発電所放流水、工業用水、農業用水など安定した水量があれば、天候に左右されることなく、安定的に発電できることが特長。大量の水を必要とせず、二酸化炭素も全く発生しないという観点からも究極のエコエネルギーシステムと言える。桑原社長は「実際のフィールドにおいて、設置時の地形変形や工期、維持管理、流量増減に対する発電効率のブレといった課題に対応したこと、そして発電効率を向上させている点で評価をいただいた」とコメントしている。(以下省略)

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