道の駅環境啓発用LED表示盤利用

設置前の課題

環境エネルギー面で有効な手段であるマイクロ水力発電は水資源が豊富な地域ほどその価値が理解されやすいと考えていたが、我が国日本に於いては電力はほぼどこでも足りているため、このような少量の電力では役立たないよという冷ややかな見方が主流を占めていた。しかしながら、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故による大災害の直後であったことから、設置に関して一定の理解はあった。

設置目的

「源流サミット」のイベント情報を小水力発電による100%地産地消電力で高スペックLED表示盤に流し、源流の村の関係者たちが日本全国から一堂に会する「源流サミット」で源流の村の水資源の可能性について考えてもらう機会を提供する。

導入メリット

常時流れている湧水を電力資源として有効利用でき、また、全国からの源流の村の関係者たちに水力エネルギーの可能性を示すことができた。

概要

設置場所:  岡山県新庄村
水車: 開放型上掛水車
寸法形状: 直径 0.7m
幅  2.188m
最大流量: 0.015㎥/s
定格発電量: 0.04kW
稼動開始時期: 2012年10月21〜23日

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