【石油産業新聞社】注目集める小水力発電 日本を含め世界も視野に

2024/03/13

自然エネルギー、省エネ事業を手掛けるつばめホールディングスのグループ会社、エリス(岡山市、桑原順社長)では、2007年から取り組んでいる「マイクロ水力発電」(小水力発電)が着実に広がりつつある。実証を重ねながら実績も上げており、現在は世界各国で特許申請を進めるなど、日本のみならず世界市場を見据えた取り組みが行われている。(中略)エリスでは、日本国内での取り組みに加え、水資源が豊富な海外を中心に、小水量・低落差でも効率的に発電できる仕組みを生かして、水資源が乏しいとされる諸外国など海外市場での開拓にも力を入れている。(一部抜粋)

太陽光発電容量が必要量を超えてしまった現在、安定電源であり、化石燃料発電から代替できるベースロード電源の価値は大きい。電力を環境価値と共に安定供給できる意義は大きく、気候変動により、非常用電源としてはもちろん、効率化の意味でも大規模集中型からマイクログリッドへの転換は必然だ。放置されている小さな滝に注目してください。1.5m程度の落差と一秒間に1.0㎥(CMS) 以上の流量があれば、可能性はあります。

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