【山陽新聞社】「地産地消」モデル構築へ 装置改良進め普及目指す

2023/06/26

脱炭素への挑戦~広がるアクション~特集
課題は初期投資の負担の重さにあると書かれているが、
(太陽光と比べ)コストが7倍だが、稼働率(効率、運転時間)は5〜8倍。
(※ここから一部抜粋)~エリスでは課題解決に向け着々と手を打っている。新潟県南魚沼市の農業用水路では、羽根形状を改良した水車を昨年12月に稼働させた。発電効率は最大62%で、従来の装置より15ポイントアップ。水が流れ込む最適な位置を探るといった研究も行なっており、初期投資の早期回収につなげてもらう。ビルや工場の配管に取り付ける小型装置の開発は最終調整の段階に入った。
 事業参入から17年余り。世界的な脱炭素の流れを受け、建設会社やエネルギー会社からの引き合いが増えているという。桑原社長は「災害時の非常電源にもなるエネルギー。電力の地産地消モデルを早期に構築し、普及への足がかりとしたい」と力を込める。

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