採算シミュレーション-売電・地産地消

2018/10/04

用途別採算性シミューレーションを下記に記載いたします。

定格7.5kWで事業化した場合、1mの取水が出来れば、淀み(※下記参照)があっても1.75mの落差で6.86kWの出力が期待できますが、0.75mしか取水できなくても5.15kWの出力が期待できます。

※淀みありとは、水車が水に浸かっている状態を指します。

新見市髙尾農業用水に設置している水車は、水に浸かっている状態にあるため、淀みが水車効率に及ぼす影響を模型実験で検証しました。

発電効率を見える化するとこのようになります。

よどみ

胸掛け 発電効率

投資回収を売電収入(縦️軸)と売電期間(横️軸)でグラフ化するとこのようになります。

下記の2つのグラフは、5.15kW出力の採算シミュレーションになります。

■利用用途:売電

売電

NET利回りは約8.35%となっています。

収益性は太陽光と遜色ないレベルだと言えます。むしろ、安定電源ですので、変動電源よりは調整電源として利用価値は大きいと言えます。

我が国では、2020年までは固定価格買取制度を活用した売電事業としてのニーズが高いと考えており引き合いが増えています。
売電価格は2020年春までに電力申請を行えば200kW未満だとkWあたり34円に消費税となっており、10kW以上2000kW未満の太陽光は18円に消費税(2018年10月時点)ですので1.88倍も多くなっています。また、設備稼働率も太陽光と比べて6倍8倍となっています。

 

■利用用途:地産地消

地産地消

NET利回りは約6.9%になります。

単価はトヨタ自動車が小型EVのランニングコスト試算で使用されているkW29.93円+消費税を用いて計算いたしました。

現在、岡山県津山市と協定を交わし、農協の発電所放流水にWaterWecoを取り付け、発電した電力を全て小型の電気自動車に利用する取組を進めています。

電気自動車は、主に夜間のキャンプ場の見守りに使用することもでき、夜間の移動が静かに出来るため、子ども達がぐっすり眠れると評判です。

また、ガソリンスタンドが遠くにあるため、わざわざ給油に行く必要もなくなります。

将来的には中山間地域の課題解決策としてガソリンスタンド空白地帯の増加問題の解決策の一案になる可能性もあるかもしれません。

持続可能なエネルギー自立のモデル事業として有望です。

もちろん、回収後はほぼフリーのエネルギーになりますので経済効果も大きくなります。

 

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