農業用水路売電利用

設置前の課題

以前紙漉き水車があった岡山県新見市髙尾農業用水路に於いて、発電用水車を設置するための手続が煩雑ではないかという不安があった。(当時は従属発電での登録制度が無かった)
また、水路の管理者様との合意形成、騒音、塵芥対策やメンテナンス体制などが課題であった。

設置目的

既存の農業用水路の水流を電気エネルギーに変え、環境にやさしい持続可能な分散型電源システムを稼働させること。

導入メリット

完全に捨てているエネルギーを安定電源として有効利用できた。
初期投資を回収すれば、限りなく発電コストがゼロに近づく。
開放型周流水車は、古くから農業用水路にたくさん設置されていた木製水車の発電用であるためこのような場所は多数ある。また、バイパス水路、堰が不要になるため、土木工事が不要になり、設置コストを大幅に削減できた。
また、シンプルな構造のため、農業用水路特有の藁などのゴミはほとんど水車を通過し、メンテナンスコストを他の方式に比べ大幅に削減できる。

概要

設置場所:  岡山県新見市髙尾
水車: 開放型周流水車
寸法形状: 直径 3150mm 幅  1300mm 全高 4000mm(昇圧機部分を含めると5500mm)
最大流量: 0.8㎥/s
定格発電量: 7.5kW
稼動開始時期: 2016年3月

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