設置前の課題
固定式プロペラ水車は養魚場の開口部分に水車を設置しやすい形状ではあったが、発電した電気の使い道が明確に決まっていなかった。最大の課題は、養魚場のような屋外でこのような固定式プロペラ水車を設置する場合、塵芥対策に膨大な手間が掛かる恐れがあった。
設置目的
防犯灯の電源として活用、自然環境下での固定式プロペラ水車の運転課題の確認をする。
導入メリット
常時流れている水の電力としての有効利用が出来た。また、固定式プロペラ水車の塵芥対策に膨大な手間が掛かることが明らかになった。この実証実験によって開放型周流水車の塵芥対策が他の方式と比べ容易であることが明らかになり、農業用水路などの自然環境下を流れる場所に設置する場合では、開放型周流水車が有効であることがわかった。